牛乳や小魚などからカルシウムを1日にどれくらいとる必要があるのですか?
現代の日本人はカルシウム不足と言われています。骨粗鬆症を予防するための食生活で大切なのは、カルシウムを積極的にとることです。カルシウムが不足すると骨の量が減少するだけでなく、骨の強度も低下してしまいます。今の日本人は栄養をとりすぎの傾向にありますが、カルシウムの摂取量はすべての世代で不足しています。日本骨粗鬆症学会の「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン」(2006年版)では、食事からのカルシウム摂取目標量を1日平均800㎎と定めています。しかし、実際は約550㎎と大幅に下回っています。まずは、毎日の食事に200~250㎎のカルシウムをプラスすることからはじめましょう。カルシウムは、牛乳・乳製品、大豆、大豆製品、小魚・海草類、野菜などに多く含まれています。一方、食塩やリンをとりすぎると、カルシウムが尿にでてしまいます。リンを多く含むインスタント食品などのとりすぎに注意しましょう。カルシウムをとることと同時に重要なことは、10代の思春期、成長期にしっかりカルシウムを摂取することです。この時期のカルシウム摂取量は、その人の最大骨量を左右するといえます。