Q&A

骨粗鬆(しょう)症

骨粗鬆(しょう)症の予防にはカルシウムだけとればいいのですか?
実は、カルシウムは体内に吸収されにくい栄養素です。カルシウムの吸収を助ける栄養素も大切です。カルシウムを効率よくとる秘訣は、カルシウムと一緒にビタミンD・Kをとることです。ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、ビタミンKはカルシウムの排せつを抑える働きがあります。
ビタミンDの多い食品:  さけ、さんま、さば、かつお、うなぎ、まぐろ、いわし、
干ししいたけなど。
ビタミンKの多い食品:  納豆、小松菜、納豆、ブロッコリ-、ほうれんそうなど。
骨粗鬆症予防の食事で大切なのは、栄養のバランスに気をつけること、そのうえでカルシウムやビタミンD・Kを積極的にとることです。特に高齢者は1日3食きちんと食べ、栄養のバランスをとるよう心がけましょう。